縁起が良い電話占い
日本では古くから縁起をかつぐという風習があります。
例えば北枕の縁起が悪いだとか、正月に富士山、鷹、茄子の夢をみると縁起が良いという事であります。
最近ではその様な風習は弱まっていましたが、根強くそのような縁起をかつぐ人はいくらでもいます。
中には、自分独自の縁起などをもっている人もいるのです。
私の母は、昔から独自の縁起を創りだすのが好きなようで、例えば、転んだ時に近くに猫がいた場合などは、「近くに猫がいると転ぶ」などという縁起を作りだすのです。
その様な傾向は、程度の差はあれども誰でも持っている物かもしれませんが、それらを家族に強要させて周囲に広めさせようとするのは家の母位なものだと思います。
私が子供の頃は、それを面白がって学校などで広めた結果、家の近所では「猫を見ると一度立ち止まる(転ばないため)」風習などが出来たほどです。
最近では、母は電話占いにハマっているらしく、電話占い師相手に独自の縁起などを聞かせているそうです。
母独自の縁起を聞かされている電話占い師が、どの様な対応をしているのかは少し興味があります。
マッチポンプ
かなり昔の言葉であり死語かもしれませんが、「マッチポンプ」という言葉をご存知でしょうか。
これは、自分で言い出した事に対して、自分が否定する事であります。
例えば、友達同士で集まっているときにAさんがBさんの悪いところを指摘し始めたとしましょう。
それに合わせて周りの友人もAさんの話に乗ってBさんに苦言を始めたとします。
すると、Aさんが掌を返したように、「Bさんにも良いところがあるのだからそんなに責めるなよ」などと言い出すのです。
つまりは、自身で火をつけて(マッチ)、自身で火を消す(ポンプ)という事です。
最近はその様な人間はとんと見なかったのですが、この間電話占い師でマッチポンプに遭遇しました。
その電話占い師は、現在私の運勢は最悪であり、「何をやっても上手くいかない」というのです。
その時私は就職活動中でしたので、「それでも就職はしなければいけないからどの方向で選べばいいか教えて下さい」と伝えたのですが、「今は絶対に就職などは決まらない、応募するだけ無駄、少し時間をおきなさい」と言うのです。
切羽詰まっていたので、電話占い師の言ったことは無視してすぐに就職活動を始めたのですが、なんと第一希望の会社に見事受かったのです。
多少のイタズラ心も手伝って、就職は無理だと言った電話占い師に報告をしたのですが、「貴方は占いで人生を決めるのか、占いとは天気予報の様なものであり、雨の時でも晴れの時でも地道に歩いていく事が大切なのだ」と逆ギレ気味に言われたのです。
良いことを言っている様に感じますが、どうやらこの言葉は、テレビなどに出演している評判の悪い占い師も同様の事を言っていたようです。
まさに、「お前が言うな」という気分でした。